“駆り立てるもの”を意味し、「親の自我状態」(CP)から人の行動を促す目的で発信される言葉である。
これは親が子供をしつけたり、教育する際によく用いられる指示や命令と考えればよい。通常、次の五つがあげられる。
1.急げ!(てきぱきやりなさい)
2.完全であれ!(きちんとやりなさい)
3.もっと努力しろ!(一生懸命がんばれ)
4.私を喜ばせろ!(人に喜んでもらいなさい)
5.強くあれ!(しっかりしなさい)
ミニ脚本では、これらの指示が、CPから否定的なニュアンスを含む裏面的交流として与えられるとき、次の段階の禁止令への火つけ役を演じる点に注目する。
→ミニ脚本