幼時決断 early decision

By | 2014年12月24日

幼時に自分、他人、世の中について、子供が出す結論をいう。

人生脚本に深く関係する幼児決断は、主として非言語的レベルで行なわれ、次のような特徴をもつ。

1.親の破壊的な力の元で生き残るための妥協(例:親のストロークを保持する)

2.具体的で魔術的な思考に基づく(例:死ぬと愛してもらえる)

3.全体的で大ざっぱな内容(例:二度と誰も信じない)

再決断派によると、脚本のもとになる禁止令は親の「子供の自我状態」(C)から子供のCに発信されるが、子供がそれを受け入れる(決断する)ときだけ、重要な意味をもつという。
また、子ども自身が自分で禁止令を与え、それを選択、決定することもある。
幼時決断を探って明確にした後、それを放棄して新たな問題解決方法を創造していくのが、再決断療法である。

→脚本分析