バーン，Eは、彼の最後の著書（1970年）*の中で、下記の公式を「脚本の法則」として記している。
EPI→Pr→C→IB→Pay off
EPIは10歳くらいまでに親から与えられた体験。Prはプログラムで、個人が従う脚本の筋書き。Cはcomplianceの訳で、与えられた筋書きを演じることを承諾することである。
この段階では決意、決断が重視される。IBは重要な行動様式で、人生の重要な局面で個人が示す行動のあり方。
Pay off（報酬、結末）は、個人が人生をどのような形で終えるか、その終焉の姿である。
〔文献〕
*Berne,E : What do you say after you say hello? Grove Press,1970,p.418.
