ドライバー driver
“駆り立てるもの”を意味し、「親の自我状態」(CP)から人の行動を促す目的で発信される言葉である。 これは親が子供をしつけたり、教育する際によく用いられる指示や命令と考えればよい。通常、次の五つがあげられる。 1.急げ!… Read More »
“駆り立てるもの”を意味し、「親の自我状態」(CP)から人の行動を促す目的で発信される言葉である。 これは親が子供をしつけたり、教育する際によく用いられる指示や命令と考えればよい。通常、次の五つがあげられる。 1.急げ!… Read More »
ゲシュタルト療法の用語。ふつう「勝ち犬」と訳されているが、あなたの中の“べき主義”の部分をいう。 完全主義的で要求がましく、権威的で自分を常に正しいと思い込んでいる。また、操作的で、意に沿わぬと、大変な結果になるぞと脅す… Read More »
治療者の言動によって、クライエントの脚本信条を現実と直面させること。 対決は攻撃的な介入ではなく、感情と情報を分かち合うことによって、治療者とクライエント双方に利益をもたらす建設的な行為をいう。 臨床的には、自他肯定的な… Read More »
ものごとがしばらく順調に運んでいても、将来、破局や災難がやってくると予期して生きている人の脚本。 幸福は期限つきで味わうべきだ、というメッセージが働いている。 「定年まではよいが、その後はみじめな人生になるだろう」などと… Read More »
ジェイムス,Mが開発した“自分自身に対してよい親になる”方法で、自己再養育法と訳されている。 その理論と技法を記した彼女の著書『突破への道』(深沢道子訳)によると、プロセスの概要は次のようになる。 1.新たな肯定的なPの… Read More »
ミニ脚本の進行過程の第2段階の働きで、ドライバーが引き金になって作動する禁止令をいう。 例えば、親が子供に対し、内心で「お前はOKでない」という態度で、「急げ!」というドライバーの言葉を発するのが第一段階である。 すると… Read More »
元来は、若者たちの間で流行の標語がプリントされたTシャツをいうが、交流分析では個人が暗に行動で宣伝している特有のゲームや人生スタイルをいう。 その人の特徴ある態度や振る舞いから、どんなゲームや脚本を演じているかを読み取る… Read More »
交流分析(TA)の概念で、バーン,Eによると「人生早期に親の影響のもとに発達し、現在も進行中のプログラムをいい、個人の人生の最も重要な場面で、どう行動すべきかを指図するもの」と定義される。 この無意識の人生計画は、 1.… Read More »
主に脚本分析を通してTAが目指すゴールである。 TAの目的は、人が勝者として生きる過程を援助することにある。勝者は他者を蹴落として社会的な成功を得る人を意味しない。むしろ、人生のゴールを自分で決め、それに向かって全力を尽… Read More »
応答する人が、自分の脚本信条を防衛するために、気づかずに話題を変えること。 これには次の二つのタイプがある。 1.逸脱した交流:相手の質問に対して、脇道にそれた別の問題で応答する。あるいは同じ問題を別の見地から応答する。… Read More »