TAOK TAOK egogram

By | 2014年11月29日

杉田(九州大学)、水野(岡山大学)によって開発された質問紙法のエゴグラム・テスト。

テストの特徴は自我状態と基本的構え(OK、not OK)を同時に測定し、この両面から個人の対人関係の様式をとらえる点にある。これによって、従来のエゴグラムで同じような形を示すような人たちが、実際の生活場面で異なった対人関係や適応状態を示す理由が明らかにされる。

TAOKは120問からなるリッカート・タイプの尺度であり、自我状態は主に行動レベルでたずね、基本的構えは主に態度レベルでたずねるようになっている。グラフは偏差値によって示され、虚偽尺度も加えられている。

→エゴグラム、OKグラム、基本的構え