P2 second-order structural analysis of P

By | 2014年12月8日

親の自我状態」(P)を二次的構造分析で見た場合、その内容を表わすのがP2である。例えば、8歳の子供のPの内容は、図のように父母を中心とした何人かの親的人物のとり入れからなる。

バーン,Eはこれらの親的人物のとり入れを「心理・生物学的構造」と呼んで、発達途上の子供が選択したものではなく、むしろ生物学的、自動的なものと考えた。

これに対してグールディング夫妻は、個人が選択してとり入れ、かつ人生を通じて創り上げるものも含まれているという。

Pの中に異なる自我状態がることを知ることは、再決断療法によるインパスの解消に重要な役割を果たすとされている。

→構造分析、二次的構造分析

 

親の自我状態の二次的構造分析

親の自我状態の二次的構造分析