ラケット・システム racket system
アースキン,R(Erskin,R)とザルクマン,M(Zalcman,M)(1979年)がシステム理論の立場から、脚本が持続される過程を示すために作成した分析モデル。 後にアースキン,Rとモアサンド,J(Moursund,… Read More »
アースキン,R(Erskin,R)とザルクマン,M(Zalcman,M)(1979年)がシステム理論の立場から、脚本が持続される過程を示すために作成した分析モデル。 後にアースキン,Rとモアサンド,J(Moursund,… Read More »
幼時に、親の愛情を得る手段として形成された一種の感情の条件反射で、その後の人生においても持続するもの。精神分析的に言えば、幼時に身につけた本能的感情的生活の歪みとなろう。 ラケット感情の性質をまとめると、 1.人がゲーム… Read More »
個人が、自分でも意識しないまま周囲を操作して、自分の脚本を推し進めるお膳立てをすること。 ラケットには、ふつうラケット感情が伴う。TAでは、長年、ラケットとラケット感情が明確に区別されずに使われていたが、最近では両者は識… Read More »
心理ゲームの構造を示すためにカープマン,Sが考案した図で、ゲームを演じる人は迫害者(P)、犠牲者(V)、救済者(R)の三つの役割の間を動くというもの。 迫害者は排他的で、相手を見下したり、ミスを正そうとする役割。 犠牲者… Read More »
とくに交流分析の専門用語ではない。 1964年に出版され、米国で一般読者の間で爆発的なベスト・セラーになったバーン,Eの著書「Game People Play」は、わが国では1967年に南博教授が『人生ゲーム入門』という… Read More »
交流分析(TA)の中核をなす方法で、ゲームは「表面的にはもっともらしい交流の繰り返しのように見えて、その奥に隠れた動機を伴い、しばしば快適な結末をもたらす交流」と定義される。 両親や友人の間に決まって不和や争いをもたらす… Read More »
ジェイムス,J(James,J)、コリンソン,L(Collinson,L)らによって開発されたゲーム分析のための一連の質問。 バーン,E、グールディング夫妻、カープマン,Sらのゲームの公式を頭に浮かべながら、ゲームの進行… Read More »
TAの創始者バーン,Eが1970年に、この法則に一致するものだけをゲームとすると規定した公式で、以下のように表わす。 「Gの方程式」とも呼ばれる(図)。 まず、ゲームを仕掛ける人は隠れた動機(Con餌)を持って、ゲームを… Read More »
交流分析(TA)のゲームの一型。さまざまな形で相手のひんしゅくを買う言動を繰り返し、拒絶を招いたり、罰をうけたりする交流様式(例:遅刻常習、失恋、失業、強制退院)をいう。 その結末で、本人は「はぜいつも、私ばかりこんな目… Read More »
ゲシュタルト療法でよく用いられる方法で、二つの椅子を用い、人格の中の分割された状態、アンビバレントな感情(例:愛と憎しみ、甘えと自立心)などを積極的に対決させることによって統合を図るもの。 この技法の背後には、内界の対立… Read More »