裏面的交流(隠されたやりとり) ulterior transaction
交流パターンの一型で、社交レベルの交流と心理レベルの交流の両方が同時に行なわれるもの。 例えば、入院した患者が治療者に贈り物をしたり、それが効果だったりする場合である。 直線が示す言語による交流は、一見、明白なメッセージ… Read More »
交流パターンの一型で、社交レベルの交流と心理レベルの交流の両方が同時に行なわれるもの。 例えば、入院した患者が治療者に贈り物をしたり、それが効果だったりする場合である。 直線が示す言語による交流は、一見、明白なメッセージ… Read More »
クライエントを発達段階のごく初期まで退行させて依存的状況(anaclitic situation)をつくり、共生的関係のなかで母親的ケアを与え、再び各発達段階を通過することによって人格の再統合をはかる治療法をいう。 TA… Read More »
アースキン,R(Erskin,R)とザルクマン,M(Zalcman,M)(1979年)がシステム理論の立場から、脚本が持続される過程を示すために作成した分析モデル。 後にアースキン,Rとモアサンド,J(Moursund,… Read More »
幼時に、親の愛情を得る手段として形成された一種の感情の条件反射で、その後の人生においても持続するもの。精神分析的に言えば、幼時に身につけた本能的感情的生活の歪みとなろう。 ラケット感情の性質をまとめると、 1.人がゲーム… Read More »
個人が、自分でも意識しないまま周囲を操作して、自分の脚本を推し進めるお膳立てをすること。 ラケットには、ふつうラケット感情が伴う。TAでは、長年、ラケットとラケット感情が明確に区別されずに使われていたが、最近では両者は識… Read More »
幼時に自分、他人、世の中について、子供が出す結論をいう。 人生脚本に深く関係する幼児決断は、主として非言語的レベルで行なわれ、次のような特徴をもつ。 1.親の破壊的な力の元で生き残るための妥協(例:親のストロークを保持す… Read More »
保護的なPともいわれ、親の自我状態のうち親切、思いやり、寛容な態度を示す部分である。 子供や後輩をいたわり、励まし、親身になって面倒をみるのは、このPの働きである。 罰するよりは許し、ほめるという方針で指導する。 人の苦… Read More »
交流分析の四つの方法の一つで、二者の自我状態の間で取り交わされる刺激と反応を矢印で示し、分析することをいう。 すべての「やりとり」は次の三つのいずれかに分類される。 1.相補的交流:二者間の矢印が平行線になり、両者は緊張… Read More »
相手の行為や価値に関係なく、相手の存在と人格そのものに対して与えられるストローク。 「頭がいいとか、容姿が優れているとか関係ない。 あなたが大事なんだ」など、相手のありのままを受け容れるストロークで、ロジャース,C.R(… Read More »
Pの指示を忠実に守って、義務を果たすことだけを目的に生きてきた人が、その後、どのように生活時間を構造化したらよいかわからなくなるケースに見られる脚本。 子育てが終わったり、定年退職を迎えた人が、生きる目的を喪失して、うつ… Read More »