問題の解決に必要な情報を気づかずに無視したり、軽視したりすること。
値引きの特徴は、それが個人の精神の内部でなされるため、外的な手がかりを証拠として推測しなければならない点である。主な手がかりをあげると、
1. 言語面:【例】できない、やってみます、怒らせる
2. 非言語面:【例】言葉と動作の不一致
3. 行動面:【例】何もしない、過剰適応、イライラ、暴力
4. 感情表現:【例】絞首台の笑い(51ページ)
5. 思考面:汚染(17ページ)、締め出し(70ページ)
このほかに、値引きの強度と性質を示すモデルとして、メロー,K(Mellor,K)とシグモンド,E(Sigmund,E)が開発した「値引きの図式」がある。