クライエントを含めた二人あるいはそれ以上の行動を同時に観察することで、自我状態を診断する方法。
例えば、上司の前でビクビクした態度をとる人はCの状態、相手の質問に対して常に事実に基づいた反応をする人はAの状態、泣いている人の肩を抱いてやるような態度をとるのはPの状態、などと判断する方法である。
【例】NP
●相手の世話を焼く
●ゆっくり相手の話に耳を傾ける
●泣く相手にティッシュペーパーを差し出す
●相手の面子をつぶさぬ形で忠告する
【例】AC
●相手の顔色をうかがう
●真意を述べずに相手に合わせる
●相手の同情を誘う
●すねる、ひがむ、恨むなど、甘えの変形を示す。