幼児期に焦点を合わせた面接で、「あなたはどんな子供でしたか?」、「あなたの養育者はどんな人でしたか?」などの質問をすることで、クライエントの自我状態の行動面を検証する。
また、クライエントの行動から直感的に受ける印象をもとに、「今の行動から、幼児期のどんなことを思い出しますか」「ご両親のどちらがそんな行動をとりましたか」といった類を質問して、P、A、Cの行動的診断を裏付ける方法である。
【例】A
●両親ともほとんど感情的になったことはありません
●母は教師で、理性的でした
●百科事典を読むのが趣味でした
【例】FC
●母も私も歌うのが好きで……
●父は欲しいものがあると、どうしても手に入れる人でしたから、私も……
●父には無邪気なところがありまして……